BLANK POP!!!!

好きな音楽や本について好きなように語ります。たまに街歩き日記なんかも。

元旦にファンクラブに入会し、東京事変のツアーに即申し込んだわたしは大人

         スポンサードリンク

今週のお題「二十歳」を見てふと思いました。

音楽のことばかり考えていた人生で、わたしが大人になったなーと実感することです。

 

成人式を迎えたころは

二十歳の頃のわたし。

私は短大に通っていたので、社会人になった年だ。

短大生の頃は学校の授業なんかよりも軽音サークルのことで頭がいっぱいだった。

バンドをしたくてしたくてたまらなくて、学校を卒業し社会人になることが悔しくてたまらなかった。

実際には、社会人になってからの方が金銭的に余裕が生まれたためすぐに切り替えられた。

欲しい機材に手が伸びるし、チケットノルマを払うのもなんとかなった。

それでも、お金はカツカツ。

 

私の二十歳は11年前なので、2009年。

あの頃は、ミドリや9mm Parabellum Bulletモーモールルギャバンが大好きだったな。

 

地方に住んでると、近くで好みのバンドがライブをしてくれる機会は少ない。

福岡まで来てくれるバンドはごくわずかだ。

モールルはまだ小さいライブハウスで全国もよく回ってくれていたのでライブにも足を運べたな。

でも、それ以外に好きだと思うバンドのライブはめったに行けなかった。

お金が無かったからだ。

 

チケット代、交通費、遠征代。

全然捻出できなかった。

今思い出しても悲しい。

 

それでも、自身のバンド活動はできる範囲でやっていった。

月に1回か2回はライブして、自主製作のフライヤーやCDも作った。

お金はなくても曲は作れるんだよね。

でも、もっとインプットすべきだったと、今でこそ思える。

 

わたしは頑張ってるつもりでいたけど、盲目的で、本当に視野が狭かった。

 

自由なお金が手に入るように

それから時は過ぎ、バンドは挫折して辞めた。

辞めるにあたって色んな理由があったけど、なんとなく社会人として自立しよう、なんて思いが強かった。

 

転職をして収入を上げることができた。

これまで自分のバンド活動やガソリン代ばかりに使っていたお金は、自分自身に使えるようになった。

美味しいものが食べられて、旅行に行けて。

服や靴も好きに買えるようになった。

 

挫折した音楽から目を背けたかったのもある。

これまでできなかったことをたくさんするようになった。

 

でも結局、音楽に戻っちゃう。

やっぱり好きは変えられない。

売れているアーティストを直視できるようになって、ライブハウスが楽しくなってきた。

心が一皮むけたんだろな。

 

経験値が増えて大人になった

それからさらに時は経ち、30歳が近づいた頃。

経験や体験は何事にも代えられない。

そういう考えを持つようになった。

 

今まで足を運んだライブの数々を思い出してみる。

知り合いのライブに行って、対バンに出ていたBO NINGEN。

初めて行った夏フェスで見て涙したアンジェラ・アキ

モールル目当てで行ったサーキットライブで見た、andymoriやセバスチャンX。

駅前のフリーライブで偶然見かけたMOSIMO。

とっても貴重な出会いだ。

そして、忘れられないライブだ。

 

今はネット上ですぐに音楽が聴ける。

だけど、ライブは生もの。

そのアーティストがいつ活動を休止したり辞めてしまうかも分からない。

今体験できるこの瞬間を、大切にすべきだとやっと気づけた。

生きていた峯田和伸

わたしは中学生の頃にGOING STEADYの「さくらの唄」を聴いてバンドに憧れた。

なんかよく分からないし、ロックも知らないし、たまらなく下品な感じがしたけど、惹かれて惹かれてしょうがなかった。

インフルエンザで学校を休んだ日、ラジカセで何度も何度も「さくらの唄」をリピートして聴いていた。

ちょっと頭おかしかったかも。なんて。

 

高校生になった頃、気づけばゴイステは解散して銀杏BOYZになっていた。

「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」も「DOOR」もわたしの青春になった。

他には何もいらない、ってぐらいに好きだった。

だけどこの頃は両親が厳しくて、ライブに行かせてもらえなかった。

そこまで真剣に行こうともしていなかった。

 

そして、また気づけば銀杏BOYZもライブをしなくなってしまう。

こんなにずっと好きなのに。

 

でも、時が経って銀杏BOYZはライブ活動を再開した。

メンバーは変わってしまったけど。

「もう後悔したくない」その一心で、やっと初めて銀杏のライブに行けた。

それが、2016年の世界平和祈願ツアーだった。

 

「あー、峯田和伸が生きてた」

ついわたしはこう思った。

聴きたい音楽、見たい姿がそこにあったのだ。

昔見ていた、わたしの頭に残っていたバンドの形とは変わっていたけど、行って良かった。

本当に良かった。

 

気になるアーティストが見たい形で生きてるうちに、足を運ばないと。

そう強く思った日になった。

 

東京事変の再生

銀杏のライブに行けた一件があってからというもの、予定が合えばライブに行くようになった。

決して安くはないチケット。ワンドリンク代と交通費。

無限にライブに行ける程の余裕があるというわけではない。

でも、うまくやりくりはできる。

目標に向かって稼ぐ、ということも覚えた。

貴重な一瞬一瞬を逃さないのだ。

 

そう思っていると、やってきた爆弾的ニュース。

東京事変 再生』

待ち望んでいた。

わたしが18歳でバンドを始めた頃、何を血迷ったのか初めてドラムでコピーしたのが事変だ。

群青日和」/東京事変

何度も何度も聴いたし、スコアとにらめっこした。

授業中、先生の話は聞かずにスコアを見ながら膝ドラムで練習していたほどだ。

好きにならないわけがない。

 

椎名林檎は生き続けている。

わたし達の期待を裏切らない。

いやむしろ、期待を毎回越えてくるほど。

それでも、東京事変が好きだった。

同じ椎名林檎のボーカルでも、楽曲は全く違う。

東京事変の曲は東京事変の曲なのだ。

 

この一瞬を逃したくないと思ったわたしは元旦にすぐファンクラブに入会した。

ファンクラブだと先行抽選が行われるからだ。

入会費5000円。

ツアーに当たった場合のチケット9999円。

何も迷わず申し込む。

 

わたしは、こういった瞬間のために生きているとさえ思う。

 

大人になった瞬間

お金が稼げるようになった時じゃない。

お金を自由に使えるようになった時でもない。

行動力がついた時も違う。

 

体験が最も自分にとって大切であり必要なことだと認識した時。

これが、わたしが大人になった瞬間だ。

 

 

 

どうかどうかどうかどうかどうか。

東京事変のチケットが当たりますように。